
痛風、
突然の痛みに驚きますね。
足の親指の関節が腫れあがって
整形外科に飛び込んだら
「いや、これは高尿酸血症、痛風ですよ」
と言われて内科を受信された方も多いのです。
1.高尿酸血症・痛風とは?
体内の尿酸の値は一定しており
それを超える状態を高尿酸血症といいます。
高尿酸血症を放置しておくと
血中に増加した尿酸は
尿酸塩となり結晶となって
関節にたまってきます。
この結晶が激しい痛みを引きおこします。
この状態を「痛風」といい
風が吹いても痛いほどの
激痛が起こるのです。
痛風発作は足の親指の付け根の関節に
おこることが多く
1週間ほどでおさまり
症状がなくなります。
けれども、血中の尿酸値が高いまま
放置しておくと
腎障害や尿路結石など
怖い合併症へと状態が悪化していくのです。
高尿酸血症の数値は
血液中の尿酸値が7.0mg/dl以上の状態です。
2.尿酸とプリン体
食べ過ぎ、飲み過ぎで
若い頃と比べて体重が10kg以上増加すると
尿酸値が高くなる方が多いのですが
男性ホルモンとの関係や
遺伝的に高くなりやすいこともあります。
尿酸を減らすために
食べ物からできることは
尿酸を作り出す元の「プリン体」を
多く含む食品を、たくさん摂らないように
気をつけたいのです。
プリン体は、内臓肉、干物、魚卵などや
ビールの麦芽にも含まれ
ほとんどの食品に含まれます。
「居酒屋でビールにつまみ」
これはプリン体が高まりそうな食生活です。
また、プリン体は体内でも作られますので
排出が低下すると尿酸が体の中にたまり
尿酸を上げる原因となります。
プリン体を排出するために
野菜や海藻、そして水をとりましょう。
3.高尿酸血症・痛風の予防
■ 飲み過ぎ、食べ過ぎによる体重増加に注意
肥満の方は減量を目指しましょう。
■ 適度な運動
激しい運動は尿酸値を上昇させると言われます。
楽に呼吸ができる程度の有酸素運動がおすすめです。
有酸素運動は肥満や高血圧などの
生活習慣病の予防にもつながります。
■ 水分をとる
水の摂取で、尿と一緒に尿酸を排出します。
4.終わりに
痛風発作を体験された方は
二度とあの痛みを体験したくない
とおっしゃいます。
体があなたに伝える
メッセージをキャッチして
健康でいてくださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
☆ブログランキングに参加しています☆
☆ポチッと押していただけましたらとってもうれしいです☆
にほんブログ村
にほんブログ村