
こんにちは☆杉山ゆみです♬
こちらは、レッスンにいらっしゃる方たちの中の最高齢の89歳、通称ととさんが12年前から始めたストレッチや日常の様子をお話しています(ととさんってどんな人?→89歳ととさんのストレッチルンルン①)。
今日はととさんの柔軟写真を載せました。
先日のレッスン帰りに服を見たいからと付き合わされて、お店の中を歩き回り立ち続け「足が痛い、だるい」と言いながら帰ったととさん。
私は服選びが本当に早いのですが、私とは正反対のととさんなんです。お買い物した服をリュックに入れて帰って行きましたが、とっても眠そうでした。家に着いたらバタンキューだったのだろうな。
でも、服を買いたい!おしゃれしたい!って意欲は大事ですよね。
今日は2回目のととさんストレッチルンルン、まずは、ととさんの若いころのお話です。ととさんの両親ことを少しお話いたしましょう。
ととさん北千住生まれのちゃきちゃきです
ととさんの実家は足立区の北千住。
私も幼いころはここで過ごしましたが、ととさんの両親も兄弟も早口で明るくて、特にととさんが離婚してからは一人のことが多かった私を寂しがらせまいと、いつも皆に笑顔で囲んでもらった思い出ばかりが残っています。
下町の男、じいちゃん
ととさんの父は下町ながらの、べらんめ調で間違ったことをしてる人を見ると「何やってんだ!」と怒鳴ってしまう幼い子どもから見るとドキドキするじいちゃんでしたが、お酒が大好き、笑いが大好き。
死ぬ少し前に入院先の病院に一人で駆け付けたとき、私の手を握ってポロポロ泣いて、泣き顔を初めてみてもっと好きになりました。
凛とした明治女、ばあちゃん
ととさんの母は優しい優しい女性でしたが、これ以上やったら怒られるという線が孫にも伝わるシャキッとした一本筋が通った明治女でした。
手作りの美味しいおかずを色々と食べさせてもらえるので遊びに行っていました。
近所のお友だちがよく来ていて、ばあちゃんはいつも笑顔で聞き役。何を言われても人のことを悪く行った事はありません。幼いながらに「偉いなあ」と思ってました。
ばあちゃんはこんな話をしてくれました。
「戦争時代は食べるものがなくて、5人の(ととさんは5人兄弟)子どもたちに今日は何を食べさせようかと考えるのが大変だったよ。」
「でも、あの頃は毎日楽しかった」と。
ばあちゃんの料理を手伝いながら、素敵な言葉をたくさん聞きました。
ばあちゃんは江戸の人と思っていたら、山形(市内)から出てきたそうなんです!
何だ、ととさん、ちゃきちゃきの江戸っ子ではなかったね。でも、北千住も山形もしゃべり方がなんとなく似てるなあ。
今日はととさんの両親のお話でした。5人兄弟(ととさん、妹、妹、弟、弟)の長女として生まれたととさん、あの時代の長男、長女は家を助ける、兄弟姉妹を助けるのが当たり前のようで、仕事に明け暮れていたのかもしれません。
続く
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続きはこちらです。
89歳 ととさんのストレッチルンルン③