
こんにちは☆杉山ゆみです♬
こちらは、レッスンに参加されるる方たちの中の最高齢の89歳、通称ととさんが12年前から始めたストレッチや日常の様子をお話しています(ととさんってどんな人?→私の母です)
前回のお話は、ピザを食べていて意識がなくなり救急車で運ばれるととさんの話でした。その後をお伝えしましょう。
病院で意識が戻った
救急車は病院に到着し、意識のないまま運ばれたととさんを私は待合室で待っていました。
救急隊員の方々は、命を助ける為に懸命に動いてくださり、病院に送り届けて最後まで、とてもとても丁寧でした。心から感謝いたします。
暫くすると、「意識が戻りましたよ。お入りください」と呼ばれ、「やっぱり、大丈夫だった!」と、ととさんの命の力に手を合わせました。
「意識が戻って良かったね!」という私に、ポカンとしたままベッドに仰向けになり、「あたし、どうしたんだろう・・・」と。
「どこまで覚えてる?」と聞くと、「えーっと、レストランに入って・・・」「何か食べたかしら?」「あ、ピザを食べた!」と徐々に思い出してきました。
でも、その後は全く記憶がないそうで、救急車の中でストレッチしたことも知らないそうです(笑)。とにかく、あの世に行かなくて良かった!!!
検査も異常なし
グッと口を噛み締めていたので、舌が紫になっていましたが、頭の中に出血はなく血液検査も問題なしとのこと。
てんかんも疑われましたが、今まで起きたことはありません。「入院して精密検査をしましょう。」とお医者様に言われ3日間入院しましたが、結局原因はわかりませんでした。そして、3日間とても元気なととさんでした。
迷走神経反射
ピザを食べながら、「コホ、コホ」と咳をしていたことを思い出し伝えたところ、迷走神経反射かもしれないとのことでした。
飲み込みが悪くなり、食べ物が気管支に入りそうになって、体が自分を守るために瞬間的に意識をなくして働きを止めてしまうようです。
体のしくみはすごいですね!
食事、運動
今回の出来事を後から聞いて、とても怖い思いをしたととさんはその後、二度と繰り返さないよう、食べ物は水分と一緒に摂る、良く噛むなど、十分に注意しながら食事をしています。
そして、喉や気管支が狭くならないように、硬くなりやすい肩や腕の付け根、胸の辺りをほぐすストレッチを繰り返しています。
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第1回目からはこちらです。
89歳 ととさんのストレッチルンルン①
89歳 ととさんのストレッチルンルン②
89歳 ととさんのストレッチルンルン③
89歳 ととさんのストレッチルンルン④
89歳 ととさんのストレッチルンルン⑤
89歳 ととさんのストレッチルンルン⑥
89歳 ととさんのストレッチルンルン⑦
89歳 ととさんのストレッチルンルン⑧
89歳 ととさんのストレッチルンルン⑨
背中が丸い方、肩や頭が落ちて体が前傾している方にもお勧めのこのストレッチ、喉や気管支もゆるやかにほぐれます!