
こんにちは☆杉山ゆみです♬
ここでは、管理栄養士としてお会いする中で、食を通して出会った多くの印象深いお話をしていきます。
今回は30歳の女性Mさん。160cm 52kg、綺麗な可愛い女性です。
彼女の今の悩みは体重が減らないこと。
50kgを超えると気持ちが落ちてきます。50kgを超えることは彼女の中では「太ってしまった」ことなのです。
朝は食べない 昼はサラダ
Mさんの食生活を伺いました。
食べると太るので朝ご飯は食べません。お昼は生野菜をお弁当箱に詰め、市販のドレッシングをかけて食べます。
それでも食べてしまったことに後悔しながら午後を過ごし、夕方になると空腹になってきます。
夕食はところてん
一人暮らしのMさん。体重を減らしたい時は、食べることを避けたいのでお友だちの誘いをすべて断り、真っすぐ自宅に帰ります
家での食事は、ところてんやこんにゃくで空腹感を満たし、お腹が空いてイライラしながらベッドに横になり、あまり熟睡ができずに翌朝を迎えるそうです。
無理すれは必ずやってくるリバウンド
Mさんの食生活を読んであなたはどう思われましたか?
・こんな食事でよく体が保ってられなあ。
・空腹でイライラするの当り前ね。
・野菜とこんにゃくだけでは体が冷えてしまうわ。
・ちっとも太ってないのに痩せることないでしょ。
・もっと別に問題があるんじゃない?
このような言葉が返ってくるでしょう。
確かにその通りMさんも分かり切っています。でも、それができない自分が今いるのです。
Mさんはある日、お隣さんから頂いたクッキーを口にしたら止まらなくなり、そのクッキーを求めて買い物に出て、あっという間に1箱を食べてしまいました。
結果、体重が増えてしまったことで、自分の行為を責め、翌日は朝昼と食べず、夜になるとクッキーを買い求めることを繰り返していました。
Mさんはコントロールできなくなっている自分に涙してお話してくれました。
塩を入れたお風呂に入ろう!
まず、私が伝えたのは「お風呂に入ってスッキリしよう!」ということでした。
最初は、毛穴の中からいらないものを出していくつもりで、塩を入れてぬるめのお風呂にゆっくり浸かることを勧めました。
2度目からは、好きなアロマや入浴剤を入れても構いません。入浴で体をリラックスさせることが大切なので、「わあ、気持ちがいい」と思うものを選びましょう。
Mさんは一度の入浴でむくみが取れました。体重も50kgを切っていました。
必要な栄養をどこで摂るか?
むくみが取れてスッキリ!嬉しい!の状態になって、さあ次はMさんの食事のどこで大切な栄養を摂るかを考えていきましょうとお話をしました。
朝食にゆっくりと時間をかけられる方は、朝ご飯に必要なタンパク質やたっぷりのビタミンを摂ることをお勧めします。一日の元気が始まります。
とはいえ、朝は時間の余裕がなかったり、空腹感がなかったりで朝食を摂る習慣のない方は無理に食べる必要はありません。
Mさんはお昼にサラダを持参するので、チキンやツナ缶、豆腐、ゆで卵などタンパク質を添えることと、おにぎりや食パンを加えてカロリー摂取を勧めました。
摂取カロリーが低すぎると、燃焼しにくく痩せにくい体になります。
Mさんの夕食は、基本的に昼と同様のバランスで良いことをお話ししました。基本として主食+主菜+副菜の食べ方が良いのです。野菜はサラダではなく火を通したもの方が体があたたまるのでお勧めしました。
食べることは楽しいこと
食事は
「美味しいね!」
「綺麗~!」
「いい香り!」
など
多くの感覚を使って楽しみながら食べると、食べることが楽しみになります。
Mさんは今、体重を気にすることがなくなりました。50kgから大きく変化することもないようです。とても料理が上手で、周りの人たちをお料理と笑顔で楽しませています。素敵ですね!
スリムに、綺麗に、健康になるための食事は、食べないことではなく、何を食べたらいいかな?と考えて食べることが大切です。
最後までお読みくださりありがとうございました。今日もときめく一日をお過ごしください♡
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